知人の家などに招かれて、嬉しかったことは手料理と話す人が多いようです。手料理など相手のことを思ったおもてなしが、一番のご馳走になるはずです。こころのこもったもてなし料理は、お祝い事や遠くから訪問のお客様や特別な友達が遊びに来た時などにも喜ばれます。一汁三菜(汁物一つに、総菜三つが付いた状態)を基本とする懐石料理は、堅苦しく考えてしまいますが、本来、茶人が手料理でお客をもてなすためのもので、家庭料理が基本となっているのです。そんなもてなし料理の簡単レシピについて紹介します。
「スモークサーモンのタルタル」
紋別市のオホーツク燻製工房「フューモアール」の天然カラフトマスを使った科学合成物を一切使わない燻製を使ったレシピです。つくり方はスモークサーモンをみじん切りにし、流水にさらしたたまねぎにみじん切りにしたケーパーとパセリにマヨネーズを入れてよく混ぜ、自然塩とこしょうで味を調えるだけです。芳醇な香りが漂う科学合成物を一切使わない安心な上質なカラフトマスの燻製をつかった簡単おもてなし料理レシピです。
(注)ケーパー ケッパー(英:caper、学名:Capparis spinosa)は、フウチョウソウ科の半蔓性の低木。また、ケッパーのつぼみをピクルスにしたもの。…カプリン酸に由来する独特の風味を持ち、料理の薬味やサラダのつけ合わせに用いられ、特にスモークサーモンには、薄切りのタマネギとともに欠かせないものとされる。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用)
お皿や、グラスなども、お客様を想像して選んでみるなど、ちょっぴり気を使ってみましょうね。