テレビやマスコミはグルメ情報番組やグルメ情報を飽くことなく伝えています。美味しいものを食するツアー旅行はいつも満員盛況です。和食、西洋料理、中華料理、エスニック料理、韓国料理などを手軽に楽しめるお店も日本各地で見られるようになりました。家庭で料理する機会が減っている一方で、イタリア料理教室・フランス料理教室・韓国料理教室など様々な料理教室が開かれています。この他、子供の食育を目的にした子供の料理教室、男性を対象にした男の料理教室なども人気の料理教室になっています。
また、玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考え、自然と人の調和を回復しながら真の健康を目指す食事法であるマクロビオティックの考え方を取り入れたマクロビオティック料理教室も人気料理教室になっています。一方、料理教室が密かに新しい出会いの場(いわゆる婚活)となっているという話もあります。男女共学の料理教室の入門コースに参加する若い男性が増えているそうです。教室参加者は男女とも「料理が苦手」という共通のコンプレックスを持っているので、料理を作るうちに打ち解けて話が弾みます。男性も料理を作るという「家事の分担」は、女性から見て好感度アップにつながるようです。
実際、有名シェフも「アルポルト」の片岡譲さんや「ラ・ベットラ」の落合務さんなど男性が多い事を考えると、男性の方が料理に向いているのでしょうか。女性の場合は、栗原はるみさんや平野レミさんなどのように料理研究家として活躍されてる方が多いようですね。家庭料理は女性が、アウトドアやちょっと凝った料理は男性がというように分担するのもいいかもしれませんね。